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2100年11月30日火曜日

多用途カメラ、使い方

(2014.08.02) 旧記事を引っ張ってきました。使い方は基本的に同じです。

前回、申請したといいつつ、その後数度にわたりセルフリジェクトを行い、結局提出したのは4月3日。
フリーズするるようなバグだったから直さないわけにはいかなかったのですけれどね。
タイトル通り紹介文に使える文字数が少なすぎるので、アプリケーションの説明をします。

上の画像がカメラ画面です。まずは左の画像について説明します。

四角で囲まれたFがフォーカスの位置
丸で囲まれたEが露出の位置

画像下半分くらいからの

上段
スライドバー デジタルズームの倍率設定

中段
左のカメラとビデオカメラのさかさまのようになったやつ カメラとビデオとの切り替え
真ん中のボタン シャッターボタン
右側のプラスとマイナスのボタン 撮影までの時間を5秒間隔でタイマー設定

下段には左から順に
左1 フラッシュの設定
左2 解像度の設定
左3 リアカメラ‐インカメラの切り替え
右1 鍵印Fはフォーカスターゲットの固定または固定解除
右2 鍵印Eは露出ターゲットの固定または固定解除
右3 鍵印WはオートホワイトバランスのOnまたはOff

画面をダブルタップすることにより右の画像のように表示されるものが変化します。
これにより画面を最大限に使って撮影をすることができますね。
順番は
1回目のダブルタップ スライドバーを除いて消える
2回目のダブルタップ 中段が戻る
3回目のダブルタップ 下段も戻る
4回目のダブルタップ 1回目と同じ
また、画面上の矢印を右に向けてスワイプすると、リアルタイムカラー&エフェクトの選択を可能とするピッカーが表示されます。必要なければ、ピッカーの右側の矢印を左に向けてスワイプすると格納可能です。
10種類の色と9種類のエフェクト、そして色に依存しない1種類のエフェクトで91通りの効果を使用することができます。ぜひ試してみてください。

上の画像はルーペモードのものです、拡大している位置が全体のどの部分にあたるのかがわかりやすいように、拡大している部分以外も表示するようにしてあります。
左の焦点固定のボタンを有効にすると、それ以降に焦点距離が変更されることはありません。よって、焦点の再設定を気にせず実際のルーペのように用いることができます。
右の点灯ボタンを有効にすると、背面のフラッシュLEDをトーチとして用い、暗い場所でも本や新聞などを読むことができるようになります。焦点固定状態でも露出は変動するので、点灯状態で明るすぎて対象が白飛びするということはないと思います。
真ん中のスライダーをずらすと倍率の変更が可能です。1~6倍までの変更が可能で、スライダーを用いなくてもピンチイン&ピンチアウトでも倍率を変更することが可能です。
上部のルーペ・鏡・反転鏡のボタンを鏡に合わせると、インカメラを用いて鏡のように扱うことができます。鏡・反転鏡を用いているときのズームは4倍までです。

画面を保存したいときには画面を1秒ほど長押しすることで保存を行うことができます。


上の画像に記されているように、オプション画面からそれらの設定が可能です。
この画像では「取得した画像を確認」「静穏」「連射」の設定をボタンによりおこなえます。
「取得した画像を確認」と「連射」とは排他の関係で、「取得した画像を確認」を有効にした場合には、「連射」が強制解除されます。
「取得した画像を確認」の設定をしてあると、連続して撮影ができない代わりに写真のチェックをしたり、ぼかしを入れたり、ソーシャルにアップロードしたりできます。
iPhone5以降では通常時に3264x2448の高解像度での撮影をしますが、「静穏」「連射」を有効にする際には16:9の時に1920x1080を最大とする解像度そして少しばかり露出の少ない状態での撮影になります。これは、「静穏」「連射」を実装するためにはAPIの都合上、仕方のないことですので改善はできません。(今後のAppleの対応次第でどうなるかはわかりません)
iPhone4s以前は基本的に動作保証外としていますが、一応動きそうなので、メモリを食わないような工夫をしています。とはいっても、デフォルトの解像度を高解像度ではなくて「静穏」「連射」の時と同じにしているだけなんですけどね。残念ながら露出も少なくなってしまいます。

先に説明したリアルタイムカラー&エフェクトとの組み合わせで、ちょっとした画像処理による、動的な明るさの変更を行うことができます。ちょっとしたナイトビュー風味で、まったく明りのないところだと効果はありませんが、街灯や月明かりがあれば十分に撮影が可能になると思います。

あと、アスペクト比を16:9と4:3そして1:1へと設定することができますので、こちらも気分次第で変更してみてください。


お気に召しましたら今後とも何卒よろしくお願いいたします。



(追記 2014/04.09 9:42)
アプリが通過しました
一発でした
まだiTunesには並んでいませんけどね

実は、すでにバージョン1.0.1に取り掛かっています。
なんと、特定条件下において撮影した動画が保存できないというバグがありました。
特定条件というのは、「取得した画像を確認」のスイッチを切ってある状態です。
とりあえずこれは、すでに解決ずみです。

あと、フレーム/秒(フレームレイト)制御を行った際に、この値を極端に下げすぎた場合には、
フォーカスセットの速度も低下することが判った。
残念ながら解決方法が見つからないため、
1.フレームレイト設定が16未満の時
2.静音設定時に撮影する場合
3.シャッターボタンをタップした後、瞬間的にフレームレイトを30まで上げ
4.撮影まで1秒程度の猶予を設ける
この手順でフォーカスおよび露光の調節を行うことにした。
もともと0.5秒程度の猶予を設けていたので、開発者側としてはそれほど遅くなったとは感じなかった。
対処はしたけど、 フレームレイト12~16程度で使ってもらうのがベストかもしれないね。
それでも充分に節電効果あるし。